カーテン選びのコツ

カフェカーテン

カフェカーテンは、日本では比較的新しく取り入れられた形のカーテンだといえるでしょう。40〜60cm程度の高さのカーテンなので、窓全体を覆うのではなく、窓の中央部や下のほうだけを覆う形で目隠しするのが特徴。ヨーロッパなどのカフェテリアで使われていたのがその由来だといわれます。長さが短いため圧迫感がないうえに程よく目隠しできることや、カフェ的なインテリアがブームになったこともあって日本の一般家庭にも広く取り入れられるようになり、廊下の小窓やキッチンなどに使っている人が多いようです。また、室内での目隠しとしてキッチンカウンターなどにカフェカーテンを使う人もいます。
カフェカーテンは、カーテンレールに吊るすわけではなく、ポールを通すだけの簡単な作りであることも特徴のひとつです。金具を使うこともありますが、それもクリップのような金具で生地をつまんで、金具の輪にポールを通すようになるので、通常のカーテン用の金具を使うわけではありません。多くの場合、上部がスカラップレースのようになっていてその穴にポールを通すか、ポールを通すための穴が一定間隔であけられておりそこにポールを通すことによって吊るすことになります。また、上部を三つ折りにしてそこにポールを通すようにしたものもあり、こうした方法やはじめのクリップのような専用金具で吊るす方法はならば、簡単に自宅でカフェカーテンを作ることもできるので、手作りする人も少なくありません。 色や柄などに指定があるわけではありませんが、カフェカーテンは白や生成りなどの生地で軽くレースがあしらわれているものがなどが一般的です。全体がレース生地ではなくても丈が短いために重く見えないので、薄手の生地であれば問題ありません。また、好みによっては柄物の生地やカラー生地などのカフェカーテンで個性を演出するのもいいですね。窓全体を覆うタイプではないので、まだ視線が気になるという人は、カフェカーテンを2段にして掛けるという方法もあります。その場合は同じものを上下に掛けるか、下のカーテンのほうがやや丈長のカフェカーテンにするとバランスよく見えます。

 

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