カーテンのデザインで選ぶ
カーテンを選ぶときには、どうしても色や柄などに目が行きがちですが、意外と大切なのがデザインです。一般的にはカーテンは吊り下げ金具の部分でヒダを取っていますが、このヒダの取り方で同じ生地でも違ったイメージのカーテンになるのをご存知でしょうか。ヒダが少なくなればなるほどカーテンはスッキリして見えますし、ヒダが多くなるとカーテン自体にボリュームが出て美しいドレープも現れます。オーダーカーテンなどは高級感を出すために3ツ山のヒダを取っているものが多く、一般的な既成カーテンは2ツ山のものが多いようです。ただし、ボリュームを抑えてスッキリしたカーテンにするために、あえて1つ山のカーテンを選ぶ人もいるので、カーテンにどれくらいのボリュームを出すかは好みの問題になります。また、柄もののカーテンの場合には、ヒダが多くなるとどうしても柄が見えにくくなるので、シンプルなデザインにすることもあります。また、基本的にはカーテンは部屋側に、レースは窓側にかけるものですが、外側にシンプルなカーテンをかけて、内側にデザイン性の高いレースのカーテンをかけるのも素敵です。昼間はレースのみの表情を楽しんで、夜はカーテンとレースが重なることによって違った趣を感じることができます。最近はレースカーテンのバリエーションも豊富になったこともあって、こうした掛け方をする人も増えているようです。 |