カーテン選びのコツ

寝室のカーテン

寝室のカーテンは、心を落ち着かせるような色を選ぶのが基本です。明るい黄色やポップな幾何学模様などのカーテンを掛けた寝室も、楽しそうではありますが疲れを取るという意味ではあまり適しているとは言えません。色彩が精神に与える効果は科学的にも証明されていますので、睡眠をとるための寝室は、やはり落ち着いた色を選ぶのがおすすめです。特にブルーやグリーンなどの寒色系の色は心を落ち着かせる効果に優れているといわれています。また、暖色系の赤やオレンジを取り入れると暖かみのある部屋になりますが、あまり鮮やかな赤などは刺激が強いので、パステル調の色にするか、ややくすんだ色目を選ぶようにするといいでしょう。
毎日上げ下げする布団を使っている人は心配ありませんが、ベッドを使っているという場合にはベッドカバーや掛布団などとの色を合わせておくと、より落ち着いた印象になります。まずは自分が一番落ち着くと感じる色は何かを考えて、その色をベースにカーテンやベッドカバーなどを選んでいくといいですね。部屋全体のバランスも大切ですし、子供部屋のようにころころ好みが変わるということもないでしょうから、気に入ったものをオーダーするのもいいかもしれません。寝室は部屋全体のトータルコーディネートがやりやすい空間ですので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
また、寝室の場合は特に機能性の高いカーテンを選ぶのもおすすめです。たとえば明るいとすぐに目が覚めてしまうという人や、仕事の関係で昼間に睡眠を取る人は特に、遮光カーテンを使うとぐっすり眠れるでしょう。逆にカーテンから漏れる光で目が覚めるのが快適だという人もいるので、自分の生活スタイルに合わせてカーテンの遮光性は考えるようにします。外の音が気になる場合には、防音カーテンを選ぶのがおすすめ。カーテンで防音なんて効果があるの?と思うかもしれませんが、外の音は意外と窓ガラスを通して入ってくることが多いものです。カーテンを防音にするのは、騒音が気になる人にとっては意外と有効なので試してみてくださいね。そのほか、アレルギー対策を施したカーテンや防臭カーテンなども快適な寝室のためにはいいかもしれません。寝室は意外と一日の多くを過ごす部屋になりますので、快適性にこだわったカーテン選ぶもいいのではないでしょうか。

 

カーテン選びのコツTopに戻る

ページのトップへ戻る