カーテン選びのコツ

既成カーテン

既成カーテンとは、一般的な住宅の窓の大きさに合わせて縫製された状態で販売されているカーテンのことです。カーテン専門店やインテリアショップ、ホームセンターの他、通販などでも扱われており、すでに縫製されてカーテンレールに吊るすだけなので、買ってすぐに使えるのがメリットです。また、大量生産されていることが多いので、価格もリーズナブルなものが多く、気軽に掛け替えられるのも便利ですね。季節によって違うカーテンを楽しみたいという人や数年で引越しをすることがわかっている場合などは、リーズナブルな既成カーテンがよいかもしれません。
住宅の窓というのは一応規格がありますので、だいたいの住宅の窓はある程度決まった大きさをしています。既成カーテンはその大きさに作られているので、たいていの家ならば使うことができますし、少々窓のサイズが違っても少し大きめのカーテンを選べばカーテンの機能として全く問題はありません。縫製などはオーダーカーテンなどに比べるとどうしても粗くなりますが、使用には問題ありませんし、普通に見て縫製がわかるようなことはほとんどないと思います。それよりも大きな違いとしては、ヒダの数が1.5倍ヒダのみだったり、裾の縫い方が三つ折りのみだったりといったデザイン上のバリエーションが少ないことでしょうか。オーダーカーテンの場合には、生地をたっぷり使った2倍ヒダなどを選ぶこともできますが、既成カーテンの場合には使う生地の量の関係もあって、ヒダの数などを選ぶことはできません。
とはいえ、大量生産をする既成のカーテンは、多くの人に好まれる色柄を選んで作られるうえ、色違いや柄違いなどの種類もかなりそろっているのでその中から選んでも十分にインテリアにマッチするカーテンを選ぶことは可能です。小さい子どもが汚しても気になりませんし、洗濯などのお手入れもやりやすいようにできており、扱いやすさの面は優れているといえるでしょう。

 

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